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米ワシントンのホワイトハウスで2025年2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領(右)を出迎えるトランプ米大統領=AP

 ロシアによるウクライナへの全面侵攻をめぐり、外相ら代表団による協議を行った米国とウクライナは11日夜、共同声明を発表した。ウクライナは「即時かつ暫定的な30日の停戦」という米国の提案に同意し、米国は軍事支援と機密情報の共有を再開するという。

 米国とウクライナはこの日、サウジアラビア西部ジッダで高官協議を実施。共同声明によると、停戦はロシアが受け入れ、順守することが条件。米国はロシアに対し、和平実現のために、停戦に応じるよう促すという。

 停戦は「合意があれば延長可能」としているが、戦場で優位に立つロシア側にとってただちに停戦に応じるメリットは少なく、実際に戦闘がやむかは見通せない。

 米国は2月末にあったトラン…

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